WindowsServerのISOイメージはWindowsServer2012あたりから4GBを超え、通常のDVD-Rでインストールする難易度が上がりました。
昨今は安価になってきたUSBメモリを使ってFAT32フォーマットしてインストールするのが主流となりましたが、今度はWindowsServerOSにある「\sources\install.swm」がFAT32のファイルフォーマット限界である1ファイル4GBを超えてしまい、そのままではFAT32のUSBブートメモリを作成することもできなくなってしまいました。
最新のUEFI対応ファームウェアだとexFATやNTFSでフォーマットしたUSBメモリでブートできたりするものもありますが、ファームウェアの制限などでFAT32以外を受け付けない機種も多いです。
そこで下記コマンドを利用します。
HドライブのISOファイル内にあるinstall.wimをGドライブのUSBメモリにコピーする:
Dism /Split-Image /ImageFile:H:\sources\install.wim /SWMFile:G:\sources\install.swm /FileSize:4000
これによりFAT32でもUSBブートメモリを作成することが出来ます。